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お盆をお迎えするに当たって


 私共の施設の利用者が起こした事件でお亡くなりになられた方とご家族にとって、初盆となるときを迎えました。

 あらためて、亡くなられた方のご冥福をお祈りさせて頂きます。あわせて、ご一緒に凶行に遭われ、身体ばかりか心にも、消え去ることのない傷を負わせてしまったことに、思いをいたし、少しでも回復されることを真に祈念しております。

 当法人施設役職員は、犠牲者様の無念を全員が深く胸に刻み込み、このような事件が二度と起きることの無いよう日々の努力を誓い合い、全力で再発防止対策を編み上げ、実施しております。

 初盆をお迎えされるにあたり、犠牲者様の御魂に思いを寄せられておられるご遺族の皆様、近隣に住まわれる皆様の筆舌に尽くし難いご心痛に、ご弔問の上、拝礼させて頂きたいところですが、未だそれを許されず離れた所からではありますが、あらためて深く哀悼の意を捧げさせて頂きます。

 引き続き、法人施設役職員一丸となって全力で対応してまいります。

平成30年8月

                                社会福祉法人 紫野の会


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